「歩数をズルして水増しすれば、当たりやすくなるのでは?」——賞金がからむサービスなら、当然出てくる疑問です。
この記事では、あるくじが不正(歩数の偽装・改ざん)にどう向き合っているか、その考え方を説明します。なお、具体的な不正の手口は書きません。それを説明すること自体が悪用のヒントになりうるからです。ここで伝えたいのは、「まじめに歩いている人が、ズルする人のせいで損をしないようにしている」という設計の思想です。
大前提: あるくじは「必ず誰かが当たる」山分け方式
まず、あるくじの賞の配り方を思い出してください。あるくじは、当選番号を持つ人全員で賞金を山分けします。
これは不正対策の観点でも意味があります。仮に誰かが不正に多くの口数を得たとしても、賞金の総額が無限に増えるわけではありません。プールを分け合う構造なので、不正のうまみが宝くじ型よりずっと小さいのです。「一発逆転で大金を独占」という設計になっていないこと自体が、不正の動機を下げています。
対策1: 現実離れした歩数は弾く
人間が1日に歩ける歩数には、常識的な上限があります。あるくじでは、現実的にありえない歩数は、抽選の対象として扱わない仕組みを設けています。
「1日に何十万歩」といった明らかにおかしい数字は、そのまま通ることはありません。ここは詳しく書きませんが、「異常な数字は異常だと分かる」という当たり前の防波堤がある、と考えてください。
対策2: おかしなパターンを検知する
単発の数字だけでなく、不自然なパターンにも注意を払っています。普通に生活して歩いている人のデータと、機械的に作られたようなデータは、傾向が違います。
こうした検知の詳細を公開すると、それをかいくぐる方法を教えることになってしまうので、具体的には書きません。ただ、「まじめに歩いている人のデータは自然で、そうでないものは目立つ」という前提で、監視の仕組みを用意しています。
対策3: 高額の当選ほど、慎重に確認する
とくに月次のような高額の賞については、当選を確定させる前に確認のステップを設けています。
これは、まじめな当選者にとってはほぼ意識されないプロセスですが、「高額が当たったから即座に無条件で支払う」のではなく、不自然な点がないかを確かめてから確定させる、という慎重さを持たせています。まっとうに歩いて当たった方が損をすることはありません。
なぜ手口を書かないのか
この記事を通して「具体的にどう防いでいるか」を細かく書かなかったのは、意図的です。
不正対策は、手口と対策の"いたちごっこ"になりがちです。対策の詳細を公開すればするほど、それを回避する方法のヒントを与えてしまう。だから私たちは、「対策はしている」「まじめな人が損をしない設計にしている」という事実だけをお伝えし、詳細は明かさない方針をとっています。これは隠しごとではなく、公正さを守るための沈黙だと考えてください。
抽選そのものは、運営も操作できない
ちなみに、「運営が特定の人を当選させる」といった運営側の不正も、構造的にできないようになっています。抽選は誰でも検証できる方式で、運営が結果を選ぶ余地がありません。この点は抽選は操作できないで詳しく説明しています。ユーザーの不正も、運営の不正も、どちらも起きにくくする——それがあるくじの「公正さ」の全体像です。
まとめ
- 山分け方式なので、そもそも不正で大金を独占する構造になっていない
- 現実離れした歩数は弾き、不自然なパターンは検知する(詳細は非公開)
- 高額の当選は確定前に慎重に確認する
- 手口を書かないのは、公正さを守るための方針
- ユーザーの不正だけでなく、運営による操作も構造的にできない
仕組みの全体像はこちらをどうぞ。
(あるくじ運営事務局)